- 2020.9.8
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株式会社美容経済新聞社が発行している月刊誌「ESTHETIC WIRED(エステティック通信)」9月号、広告NG事例ファイルにおいて、弁護士成のコメントが掲載されました。
今回、同号で取り上げたのは、株式会社Aが供給するサプリメント「黒椿」。パッケージ等に記された「あなたの髪本来の若々しくて美しい黒髪を取り戻します」などという表示に対して、景表法違反が認められた事案です。あたかも、そのサプリメントを摂取するだけで、白髪が黒くなるように示していました。
解説では、景表法の優良誤認表示が認められたとして、「そもそも健康食品は体の状態を今より良くする効果を謳うことはできない」とし、今回の場合に謳われた効能は医薬的であるため、「健康食品の広告で表示できる内容は限られているため注意が必要」としています
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弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所 美容広告専門チーム
美容広告専門チームは、美容業界と広告に精通した弁護士集団として、高い専門性を持ち、多くの企業の顧問弁護士を務めている。美容や広告に関するセミナーでの講演依頼を多数受け、新聞をはじめとしたメディアからも数多くの取材を受ける。

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